
今日は千葉市に対して、千葉市水族館誘致に反対する会の濱田代表らと要望書と署名1263筆を提出して懇談しました。私からは、世界的に動物展示やショーの中止がされるなど動物福祉の取組み強化が求められるなかで、今千葉市がイルカなど動物の生体展示やショーを行うことがいいのか、動物の命と向きあう判断をすべき、イルカーのハニー問題で千葉は非常に動物福祉の観点から世界的にも厳しい視点が注がれる中、新たに動物福祉条例の検討が必要であり、動物公園の飼育動物、動物保護指導センターの犬猫等の収容環境の向上含めた取組みを要請しました。
市からは「2月にホテル6社からの要望は受け取っているが、現時点では事業者から具体的提案は市にあがってない。水面下での交渉もない。市での整備は考えていないが民間からの提案があればそこから課題など検討していくことになる。反対の声があることも受け止める」旨回答がありました。
動物福祉向上については「動物公園ではWAZAからの査察も来年予定されている。生活環境向上に向けて取組みの必要性は認識している」条例制定については「札幌市条例を踏まえて調査研究したい」「千葉市動物愛護条例の内容含めた検討が必要」などの回答がありました。

千葉テレビや朝日新聞などの取材も入りました。市民団体の皆さんがこれまでの取組みなども伝える資料をつくってくれて感謝です。種の保存、娯楽、教育目的という建前で経済のために動物を使う今のあり方が問われます。社会的に意識が低い問題ではありませんが、多くの皆さんと力合わせながら動物福祉向上に向けて引き続き取組みたいと思います。
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