学校給食に有機農産物を・飼料高騰対策を!
農政審議会が開催され、次期農業基本計画等について審議しました。千葉市の農家は2005年に1,859から2020年には911まで減少し特に、300万円以下の減少が顕著です。農家の高齢化、担い手不足は深刻化するなか、今後10年間で青年農業経営者数は100人、売上規模3,000万円以上の農家を、現状の3.4%から10%を目指すとした計画を取りまとめました。
私からは5つの観点で意見しました。①有機農産物を学校給食の提供、②家族農家への機械等支援、③新規就農者への機械や住居支援、④飼料高騰対策として補助金支給、⑤市民農園・観光農園の増設です。
家族農家支援ではこれまで議会でも取り上げてきたところであり、新たに機械購入等を支援する制度を市もつくりました。有機野菜については千葉市で農家数19と少ないため、まずは農家への有機技術支援を検討する、新規就農者への新たな支援についても機械支援など新たな対策を検討していると回答もありました。
食料自給率が下がるなか、ウクライナ危機と異次元金融緩和で円安が進み、農家の肥料や畜産飼料も1.5倍~2倍近くなり、廃業を検討ている農家もいるため、国や県待ちにならず市としても速やかな補正予算対応が必要です。
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