今日は下大和田町の森林地帯70ヘクタールともなる巨大な産業用地整備における、環境影響評価審査会が開催され傍聴しました。
大気・自然環境・水質・景観等の専門家から事業者に対して、様々な意見、質疑応答がありました。
今回、とりわけ大きな課題となっているのが開発区域に下大和田猿橋地区の谷津田が入っていることです。先般、市内では絶滅したとされてきたキツネの生息をNPOちば環境情報センターが記録したと報道があった場所です。市民団体による谷津田保全活動が行われている場所や希少動物が生息する地域の自然を壊していいのかが問われる問題です。
地域で農業を営む方の生業維持やアクセス道路の下大和田17号線などは細い生活道路であるなかで周辺の環境影響など、複数の課題が山積していると感じました。
私もかつて、下大和田地域でホタルの鑑賞をしたこともあるなど、自然豊かな場所であり、市民からも自然を守ってほしいという声が複数から届いています。
キツネが生息していたとなれば、行政として谷津田や希少動物保全に向けて、区域の再検討含めて、事業者に対する意見を出す必要があると思います。
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