広島市とバス会社による共同運行システムを視察!
今日は広島市市役所を訪問し、バス路線維持に向けた上下分離方式、共同運行システムについて視察しました。
バス会社と市が共同で路線バスの運営にあたる新しい組織を創設して、バス路線維持の支援、車両などの維持管理をバス会社が車両の購入や施設の整備の費用の一部を市が担うという仕組みで、令和6年度から本格運用に向けて実証実験に取組むとのことでした。
民間バス事業者8社と広島市が運行情報やデータを共有して、重複路線の改善や路線充実などに取組むというもので、驚いたのはこれまでも広島市は路線維持に向けて年間7億円も財政支援しており、何よりも公共交通維持に向けて市長も所信表明するなど力を入れていることです。
利用促進でも市内中心部で一律220円で様々なバスや路面電車を乗車できる利用促進策も展開し、市民から喜ばれているとのことでした。
千葉市は路線維持に向けた直接的財政支援がないなかで、路線減便や廃止が続出しており、先の議会で新たな支援を求めたところですが、千葉市としてもバス会社との連携した路線維持や充実、利用促進策を12月議会でも提案していきます。
Commentaires