神戸市地域コミュニティ交通支援制度を視察!
今日は神戸市を訪れ、地域コミュニティ交通支援制度について調査しました。公共交通が撤退するなど交通空白地域に対して地域コミュニティ交通を支援する取組みであり、コミュニティバス車両は年間750万円、乗合タクシーの場合は2台で年間700万円の運行補助を行い、現在16地区でコミュニティバスやデマンドタクシーが運行されています。
狭隘道路も運行可能なワゴン型車両定員9名で運行する乗合タクシーは300円で、一日84人も利用し、利用者は年間24651人と多くの市民に喜ばれています。神戸市は運行補助金以外にも、バスやタクシー車両についても購入支援しており、千葉市としても車両含めた支援を提案したいと思います。
神戸市は市バスがある年間多額の予算を計上し、かつ敬老乗車割引も展開しています。今後は70歳以上は子ども料金で利用できる仕組みをコミュニティバスやデマンドタクシーでも拡充を検討しているとのことでした。
千葉市は敬老乗車パスもなく、利用促進は極めて不十分です。結果的にバス会社の経営は悪化、減便が止まりません。千葉市においては千葉中線や都賀線におけるバス撤退地域へのコミュニティバス運行の実現、そして敬老乗車パスも引き続き議会で求めていきます。
Comments