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  • 執筆者の写真かばさわ洋平

京葉線・外房線・内房線ダイヤ改正の再考に向けて力を合わせよう! 決議賛成討論

 

京葉線・外房線・内房線ダイヤ改正の再考に向けて力を合わせよう!

 

本日、臨時会が開会され、京葉線ダイヤ改正問題について、『京葉線・外房線・内房線の快速及び通勤快速のダイヤ改正を再考し、利便性を確保するよう要望する決議』が上程されて、可決されました。



残念ながら、黒澤議員の反対で全会一致とはなりませんでしたが、私は賛成討論で、「今回のダイヤ改正は市民の人生や生活基盤を揺るがすもので到底容認できない。2月にJRに直接要望もするが、今は政党会派の垣根を越えて力を合わせよう」と訴えました。

 

本市執行部にも、14市町が反対を表明しているため連携してJRに要望書を提出すること、ダイヤ改正等含めて日頃からJRと協議する場を持つことが大事であるため、連携協定締結についても求めました。2月8日にJR東日本に要望書と署名を提出して、ダイヤの再度見直しを強く求めますので引き続き、署名にご協力ください。

 

【オンライン署名】京葉線の朝夕通勤快速・快速電車の存続を求めます!



 

本日の臨時会では国施策ですが、低所得者向けの新たな給付金支給についても可決しました。住民税均等割のみ課税世帯は、約11000世帯で、1世帯当たり10万円が3月中旬に支給予定となります。また、住民税非課税世帯には今月末に1世帯7万円が支給され、住民税均等割のみ課税世帯及び住民税非課税世帯の約18000人には、低所得の子育て世帯として18歳以下の児童一人当たり5万円が3月上旬に支給されます。


中村きみえ議員が討論に立ち、無料定額宿泊所の方へ適切な支給、1日も早い支給と今後の対象拡大を求めました。





かばさわ洋平議員 賛成討論全文


昨年末にJR東日本は京葉線のダイヤ改正について、混雑の平準化などの理由から朝夕夜間帯の通勤時間帯、通勤快速を含めすべての快速電車を各駅停車に変更すると発表しました。あまりに極端なダイヤ改正に、多数の市民から見直しを求めてほしいという声が寄せられるなか、日本共産党千葉市議団は昨年12月27日に市長に、JRに対してダイヤ改正の見直しを求めるよう申し入れました。


 市長は翌日の12月28日にJR東日本千葉支社長に申し入れを行なった後、本年1月16日には、早朝時間帯の2本のみ快速が復元されるダイヤ見直しという異例の対応が図られました。本件においては、市長が京葉線の快速縮小について、市民の立場から速やかにJRに対して、ダイヤ改正の見直しを申し入れたことについて、感謝を申し上げたいと思います。 


しかしながら、本年1月16日のダイヤ見直しは、早朝時間帯の2本のみ快速として運行継続するという、あまりに限定的な見直しであり、通勤快速や夕方夜間における快速電車の存続を望む多くの市民から、失望や怒りの声が多数届いています。

 

市民からの声として「往復で30分以上かかることになり、保育園のお迎えが間に合わないため職場を変えなければならない」「11年前に上り7時・8時台の快速電車が廃止されたが、ダイヤ改正で夕方以後まで廃止されたら生活に困る」「快速があるから千葉市に住んだが朝夕で各駅停車のみとなったら引っ越しを検討しなければならない」など切実な声であります。今回のダイヤ改正への影響は、文字通り、市民の人生や生活基盤を左右し、今後の人口流入や都市の発展にも影響を与える暴挙とも言えるものであり、今回の見直しだけでは到底容認できるものではありません。 


そのため、日本共産党千葉市議団は、市民からの声として最も多い、「JRは利用者の声を聞くべき」との声に基づき、日々利用される市民の声を可視化するためにも署名活動を展開しており、すでに1,000名を超える署名が寄せられています。2月にJR東日本千葉支社に対して、通勤快速及び快速電車の存続を求める申し入れを行い、改めてJRにダイヤの再考を要望してまいります。


 また今後の市民が求めるダイヤ見直しに向けて、本市執行部に対しては2点要望したいと思います。1つは、京葉線ダイヤ改正に反対を表明している自治体は、現時点において少なくとも、一宮町、茂原市、大網白里市、袖ケ浦市、市原市、木更津市、君津市、富津市、いすみ市、勝浦市、鴨川市、御宿町、大多喜町と千葉市含めて14市町にも及んでいます。もはや千葉市だけの問題ではなく、千葉県民における重大問題と発展しているため、千葉市だけの申し入れだけではなく、沿線自治体と連名にて要望書を提出するなど、一層の連携した対応を強く求めるものです。


 2つは、JR東日本との事前協議が可能となるよう国の積極的関与も必要ではありますが、JR東日本との連携協定を締結することです。東金市などはJR東日本と公共交通の利便性、安全性及び持続可能性の向上による地域との共生に関することなど、相互の持続的発展に向けた包括連携協定書を令和5年に締結しています。本市としても、JR東日本と公共交通の利便性について、日常的に対話の機会を設けるための連携体制の構築を求めるものです。 


最後になりますが、本市議会としても各会派・議員の多様な意見があろうかと思いますが、京葉線・外房線・内房線を利用する市民のみなさまの日々の利便性確保に向けて、今は垣根を越えて力を合わせようではありませんか。引き続き、日本共産党千葉市議団は全力でJR京葉線のダイヤ改正見直しに向けて取り組む決意を申し上げて、討論といたします。


 

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